<Header>
<Author: 王維>
<Title: 送沈子歸江東>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 沈子福（しんしふく）が江南（かうなん）に之（ゆ）くを送（おく）る >
<BookPage: 279>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
楊柳渡頭行客稀，
罟師盪槳向臨圻。
唯有相思似春色，
江南江北送君歸。
<End Poem>
<Translation>
やなぎのならぶ渡し場のほとり、旅ゆく人の姿もまれである。君をのせた小舟をあやつる漁夫はを動かして、屈曲した對岸へ向かって漕いでゆく。ただ君を思うわしの心だけが、このこまやかな春色にも似ている。江南といわず江北といわず、果てしなく美しく榮えて君が歸ってゆくのを見送っている。わたしのおもいも、それといっしょになって。
<End Translation>
<Formatted Translation>
やなぎのならぶ渡し場のほとり、旅ゆく人の姿もまれである。
君をのせた小舟をあやつる漁夫はを動かして、屈曲した對岸へ向かって漕いでゆく。
ただ君を思うわしの心だけが、このこまやかな春色にも似ている。
江南といわず江北といわず、果てしなく美しく榮えて君が歸ってゆくのを見送っている。わたしのおもいも、それといっしょになって。
<End Formatted Translation>